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あがり症でもプレゼンができるようになる秘訣

 2020/07/05 Life Work  

 

あがり症は、実は思い込みだったりします。
どう対処したらいいのかを理解すれば、
克服することが可能です。

 

「あがり症で、プレゼンは苦手・・」
「人前で話すのは苦手・・」
という方も、
今後ビジネスをしていくなら、
人前で話したりプレゼンしたりする場面は出てくると思います。

ぜひ、人前で自然体で話せるようになりましょう。

 

あがり症でなくてもわかりやすく伝えるための
極意をお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。

 

あがり症は思い込み

実は、
あがり症は思い込みだというケースが多くあります。

 

サーカスの象の例え話を聞いたことが
あるのではないでしょうか。

 

サーカスで飼われている象は、
鎖を外して逃げ出す力があるにも関わらず、
逃げることなくそこにいます。

 

それは、
まだ身体が小さく力が弱いときに
「この鎖はどんなに頑張っても外れない」
と体験しているからです。

今や体が成長し、
鎖が外せる力を持っていたとしても、
思い込みによって行動が制限されているのです。

 

これは私たちにも同じことが言えます。

 

過去にできなかった経験をしたことで、
今もできないと思い込んでしまうことがあるのです。

 

できなかったのは過去の自分で、
今の自分ではありません。

思い込みで「私は人前で話すのが苦手だ」と
考えてしまっている可能性があります。

 

思い込みの苦手意識を克服する2つの方法

では、
苦手意識を克服するにはどうしたらいいのでしょうか。

 

2つの観点で、方法をご紹介します。

 

環境を変える

 

環境を変えると、
苦手意識が克服できるケースがあります。

 

先ほどのサーカスの象の話を例にします。

サーカスが火事になったとき、
象は鎖を外して逃げることができます。

火が怖くて、
命を守るために一生懸命逃げようとするからです。

 

火事場の馬鹿力とも言いますよね。

子どもを助けようとして
1トン以上の車を持ち上げることができたり、
家事の時に重い家具を抱えて外に出たり、
気づいたら出来ていた、という話があります。

 

普段はできないと思っていたことが、
環境の変化により、
気づいたらできていたのです。

 

環境を変えることで、
できないと思っていたことができるように
なっていたことに気づくことがあります。

 

環境を変えるということは、
人付き合いを変えるということです。

人付き合いが変われば、
環境も変わります。

 

人付き合いを変えれば、
ほかの人の生き方を学ぶこともできます。

環境を変えて、
思考の制限をはずすことで、
苦手を克服することにつながります。

 

願望を明確にする

 

願望を明確にすることは、
苦手を克服することにつながります。

 

これも、
先ほどのサーカスの象の例で説明します。

サーカスの象が鎖を外せたもう一つの理由が、
明確な願望があったからです。

どうしても鎖を外したい、
どうしても自由になりたい、
と強く思っていました。

 

だから、
がむしゃらになって鎖を外すことができたのです。

 

願望が明確になることで、
そこに集中して力を発揮することができます。

どうしてもそれを成し遂げたいという気持ちが、
苦手を克服する原動力になります。

 

プレゼンは共感と比較のバランスが重要

プレゼンをするときに意識して欲しいのが、
共感と比較のバランスです。

1.一般的には・・・
2.その課題点は・・・
3.私は・・・ができます

この順番で伝えてみてください。

 

まず、
あなたが伝えたい分野の世間一般論で、共感を得ます。

そして、
その分野の中の競合の課題点を伝えます。
その上で、自分にできることをお伝えするのです。

 

共感と比較のバランスに気をつけてプレゼンすることで、
自分のアピールポイントだけを伝えるよりも、
相手が選択しやすい状況を提供することができます。

 

重要なのは非言語コミュニケーション

プレゼンをしようとしたときに真っ先に考えるのは
「どうやって話そう」
「なんて言って伝えよう」
ということではないでしょうか。

もちろん間違いではありません。

 

しかし、
実は私たちがコミュニケーションで受け取っている情報は
非言語情報97:言語情報3
の割合だと言われています。

 

つまり、
言葉として伝わるものよりも、
見た目や仕草などから伝わる情報の方が
圧倒的に多いということです。

話の内容も重要ですが、
まずは非言語のコミュニケーションが
非常に重要だということを覚えておいてください。

 

わかりやすく伝える7つの極意

ここからは、
プレゼンをよりわかりやすいものにするための7つの極意をご紹介します。

 

1.整理する

 

まず、話すことをきちんと整理しましょう。

わかりやすいプレゼンは、
きちんと整理されています。

結論は何か。
その理由は何か。
具体例はあるか。
一番重要な部分はどこか。

自分の頭を整理することにもなりますから、
当日のプレゼンもよりスムーズになります。

 

2.思い切って捨てる

 

網羅的に話をしたくなる気持ちはとてもよくわかります。

しかし、
情報が多すぎると、
何が本当に重要なのかが霞んでしまう可能性もあります。

 

ここは思い切りが必要なのですが、
本当に重要なことを伝えるために、
捨てる部分がでてきてしかるべきなのです。

重要なことを伝えるためにも、
捨てるということが大事です。

 

3.キーワードを明確にする

 

プレゼンの中で重要になる
キーワードを明確にしておきましょう。

キーワードを明確にすることで、
最も伝えたいメッセージがより明確になります。

 

プレゼンのメリハリもつき、
よりわかりやすいものになります。

 

4.準備で自信を育む

 

とにかく、
事前に準備をすることが自信につながります。

どうしても緊張してしまう、
自信がないと言う人も、
準備に時間をかけることで自信は生まれてきます。

 

内容の準備はもちろん、
実際に話して練習してみたり、
録音や録画をしてチェックするのもよいでしょう。
準備が自信を育みます。

 

5.自然体・分相応

 

自然体で話すということは、結構重要です。

さきほど非言語情報が97%ということをお伝えしましたが、
無理してやると無理しているのが伝わります。

自然体でいると、自然体が伝わります。

 

自分をよく見せようとする必要はありません。

分相応で良いんだということを前提に、
自然体でプレゼンをするように心がけてみてください。

 

6.自分を理解する

 

自分を理解するということは、
それにあわせて対策をすることができるということです。

 

たとえば、
どうしても緊張してしまうことがわかっているのなら、
「わたし、結構緊張しやすいんです」
と先に伝えてあげればいいんです。

「緊張していても一生懸命やるのですが、
もっときちんとお伝えするためにも、
笑顔で聞いてくださるととても話しやすくなってありがたいです」
と言うことだってできますよね。

 

自分を理解することで、
じゃあどうしたらいいのか対策を打つことができます。

 

7.成果や体験を話す

 

伝わりやすい話というのは、
その人の体験談だったりしませんか。

 

それは、知っていることよりもやっていること、
やっていることよりもできていることの方が、
より伝わりやすいからです。

あなたができていることを伝えることで、
相手も理解しやすくなります。

 

まとめ

あがり症などの苦手意識は、
環境を変えて願望を明確にすることで克服できます。

また、
プレゼンも順番を意識して
事前準備をすることで自信になります。

何よりも、非言語情報が相手に伝わります。
あなたが相手に伝えたいという
真剣な姿勢が相手に伝わりますから、
背伸びせずに自然体でやってみてくださいね。

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